サクラメンタリストの咆哮

おかげさまで17年ぶりプレーオフ出場。今度はファイナルに行くまで応援し続けるブログ

キングス 16年の空白埋まる

キングス120-80ブレイザーズ

 

ついにというか、ようやくこの瞬間が来ましたね。

2005-06シーズン以来17年ぶりのプレーオフ進出。

どんな気持ちになるのかなと思いましたが、40点差をつけた試合内容もあり、

案外、あっさりとした感じでした。

欲を言えば、ホームの大観衆の中の、あのウルブズ戦で決まれば最高だったんですけど、まあ、試合後のケイティの涙や、わざわざポートランドまで足を運び、試合中もTVに映りまくってた地元ラジオ局のカーマイケルデーブさんの姿を見ると、こちらもウルっときますね。

 

正直、試合はやる前から決まってました。

ブレイザーズがZONEディフェンスを敷いてきたので、その練習にはなりましたけどね。

 

ブレイザーズさんは、リラードやヌル吉をはじめ、グラント、サイモンズの主力が軒並み欠場。リラードはもう今季の残り試合には出場しないみたいで、チームとして、今シーズン自体を諦めた感じがあります。

思い起こせば、開幕戦でキングスに勝って勢いに乗り、開幕4連勝。

おっ?今季のブレイザーズ強いんか?と思いきや、その後失速。

オールスターブレーク再開後も、キングスと対戦。その時はまた28勝30敗だったので、結果次第では、プレーオフの可能性もありましたが、キングスが引導を渡しました。

案の定、ブレイザーズはAS後、4勝14敗。

かつてのキングスを見てるようで、同情しちゃいましたね。

 

この試合の最大の見どころは、

キーガンマレーの3ポイントのルーキー記録更新の瞬間でしょうか。

もう新人王あげてもいいのでは。

ドノバンミッチェルとリラードとドンチッチの記録を抜いたわけでしょ?

リラードとドンチッチはその年に新人王になってるわけですし、ドノバンミッチェルはオールルーキー1stチームに入ってます。

少なくともオールルーキー1stチームには入るでしょうけど。

 

何はともあれ、ようやくプレーオフ進出です。

まだ確定ではありませんが、1stラウンドでホームアドバンテージがあるのが嬉しいですね。

 

とにかく今は感謝しかありません。

オーナー、GM、ヘッドコーチ、コーチ陣やスタッフ、選手たち。

弱い時代を支えてくれたカズンズ、ケビンマーティン、ガルシア、タイリークエバンス、コリソン、カスピ、コーリースタイン、ヒールド、ボギー、クーフォス、ランドルフなどなど。

数えたらきりがありません。

おっと、シャンパートは忘れてはいけませんね。

 

解説、実況陣も、ジェリーレイノルズ、グラントネイピアー、ゲイリージェラウドなど。個人的には、ネイピアーさんの実況好きだったなぁ。

IF YOU DONT LIKE THAT、YOU DONT LIKE NBA BASKETBALL!のフレーズ。その後の

Oh〜、BOY!も含めてね。

まあ、実況に関しては、今のマークジョーンズさんでいいと思います。

昨シーズンまでは、カイルドラパーと半々って感じでしたけど、もう最近はずっとマークジョーンズですよね。

 

マークジョーンズは、みなさんご存知のとおり、ESPNの全国放送のアナウンサーです。

数年前、ナショナルTVクラスのアナウンサーを迎えると聞いた時は驚きましたが、最近、キングスも、そのクラスのレベルに近づいてきたなと思います。

いつまでもローカルなチームじゃダメなんだと。

最初、マークジョーンズ招聘はキングスみたいなチームには不釣り合いだと思いましたが、キングスもナショナルクラスのチームになるんだという、上層部のメッセージを感じた気がします。

ドラバーはドラバーで、彼なりの味があっていいですけどね。

マークジョーンズがESPNで不在の時に、ドラバーが埋める感じなんでしょうね。

まだ全米でも少ない女性解説者を起用してる点でも、キングスのブロードキャスト体制は先進的かもしれません。

 

もうみなさんに感謝です。

先人の努力と苦労があっての今がある。

そんな歴史も含めて、16年分の思いをじっくり味わいたいと思います。

 

プレーオフの1stラウンドが開幕するのは4月15日と聞いてます。

プレーオフのあの熱狂がサクラメントに戻ってくるのかと思うとワクワクします。

 

96年プレーオフ1stラウンド、シアトルスーパーソニックスを、アルコアリーナに迎えたときのGメンの最初の一言。

ALL I CAN SAY IS WOW!

生涯実況試合3000試合を超える、あのGメンが最も印象に残った試合の一つという、ソニックスをホームに迎えたあのプレーオフ

観客の熱狂ぶりが凄すぎて、隣の人の声も聞こえないほど。

そしてみんながタオルを振り回しすぎて、粉塵が舞いまくり。

それを吸いすぎて、体調を悪くした人もいたとか。

試合は、その観客の大声援に押されて、キングスの選手たちは、第一シードのシアトル相手に善戦しますが、後半、エースのリッチモンドが怪我してしまったため、力尽きました。

 

あの熱狂と興奮がまた戻ってくるのかと思うと、今から夜も眠れません。

残り6試合、プレーオフに向けて、しっかりと準備してほしいと思います。

私の心の中では、2002年のレイカーズに敗れたウエスタンカンファレンス決勝の悔しさはまだ晴らしてませんから。

キングスにとって、もはやプレーオフは出るところではなく、勝ちに行くところです。

我々もそういった視点で応援していきましょう。

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