サクラメンタリストの咆哮

おかげさまで17年ぶりプレーオフ出場。今度はファイナルに行くまで応援し続けるブログ

フォックスのウイナーでブルズ下す

キングス117-114ブルズ

 

今季最後のイースト遠征の初戦。

序盤の16点ビハインドを跳ね返し、最後は追いつかれながらも、フォックスのウイナーで劇的勝利。

41勝目を記録し、今季の5割以上を達成しました。

 

何といっても、フォックスのウイナーですね。

あそこでいとも簡単に決めるとは。

なんかマジック戦思い出しました。

4Q残り41.1秒でフォックスがプルアップジャンバーを決めて112-106と6点差。

これで勝負ありかなと思いましたけど、ハリバンやエドワーズがフリースローを外したり、極めつきは、デローザンのまさかのスリーポイント+エンワンで114-114の同点。

ガクッと来たところに、フォックスが決勝のスリーポイント

さすがクラッチ男です。

その後の0.7秒のブルズのポゼも、何気にスティールしましたし。

フォックスは、FG12/17、3p4/6、FT4/5の32得点の大活躍でした。

 

それにしてもこのファウルねぇ…。

かなり微妙です。

触ってたとしても、クラッチタイムではなく、普通の試合中なら100回のうち99回は吹かれないようなシーンだろうというファンの声もありました。

相手ホームであり、試合を盛り上げる笛のような雰囲気も感じましたね。

当然、マイクブラウンはチャレンジしましたが、不成功。これでタイムアウトを1回分使ってしまったため、残ってませんでした。

 

残り12秒。

インバウンドパスを受け取ったフォックスは、ドリブルでセンターラインをこえ、ドリブルのスピードを早めてゴール下に行くと思いきや、アークの前でスリーポイントショット。ダブルチームに来た相手を嘲笑うかのように、弧を描いたショットはゴールに吸い込まれ、勝負を決めました。

プレーインを争うブルズにとっては、10位から0.5差に落ちる痛恨の敗戦となりました。

最後のシーン、ブルズ側の放送で見ると面白いですよ。

アナウンサーは、「フォックスはマジック戦でハーフコートからウイナー決めてるから要注意」と言ってましたし、解説者のステイシーキング(ブルズ黄金期の控えPF)も「フォックスを抑えろ、フォックスを抑えろ、奴はガイだ」と。

そして、ウイナーが決まると、

「だから言っただろ」。

分かってても止められないのがフォックスなんすよ。

その後、ブルズ側のアナウンサーは諦めずに、「まだ0.7秒残ってる。スリー打って追いつく時間はある」って言ってましたけど、エンドゾーンからのインバウンドバス受けて、そりゃどう見ても無理やろ、と思いましたけどね。

 

フォックスは試合後に「屋根を突き抜けている」と言ったそうです。

それは自分の成長を指してのことなのか、それともチームのことなのか、文面をみるだけでは分かりませんが、どっちにも言えるかもしれません。そのくらい、今のフォックスとキングスは、天井知らずの勢いがありますね。

 

この試合、バックス戦の乱闘の処分で、ライルズが出場停止。代わりにレンが出てました。

マイクブラウンは、この試合の出来は満足してません。19ものターンオーバーを犯しましたし、前半は今季ワースト2位のわずか47得点。それでも後半盛り返したのは素晴らしいですね。

 

キングスは息つく暇もなく、B2Bでネッツと対戦。KDとカイリーがトレードでいなくなってからのネッツは8勝10敗。

ミカルブリッジスやカムジョンソン、フィンリースミスなど、キングスの苦手なウイング系に好選手を揃えてますから、やや分が悪そう。

その分、インサイドでサボヤンに頑張ってもらいましょう。ライルズも帰ってくるし。

連勝で行きましょう。

GO Kings!

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