キングス117-114ブルズ
今季最後のイースト遠征の初戦。
序盤の16点ビハインドを跳ね返し、最後は追いつかれながらも、フォックスのウイナーで劇的勝利。
41勝目を記録し、今季の5割以上を達成しました。
FINAL: Kings take down Bulls, 117-114
— Sacramento Kings (@SacramentoKings) 2023年3月16日
👑 @DSabonis11 14 PTS, 17 REB, 10 AST
👑 @Hbarnes 17 PTS, 9/10 FT
👑 @AhmadMonk 19 PTS, 5 3PTM
👑 @swipathefox 32 PTS, 12/17 FG
Presented by @RedHawkCasino pic.twitter.com/los3LxMUwd
何といっても、フォックスのウイナーですね。
DE'AARON FOX FOR THE WIN 😱 pic.twitter.com/6rCmCIIt3O
— Kings on NBCS (@NBCSKings) 2023年3月16日
あそこでいとも簡単に決めるとは。
なんかマジック戦思い出しました。
4Q残り41.1秒でフォックスがプルアップジャンバーを決めて112-106と6点差。
これで勝負ありかなと思いましたけど、ハリバンやエドワーズがフリースローを外したり、極めつきは、デローザンのまさかのスリーポイント+エンワンで114-114の同点。
ガクッと来たところに、フォックスが決勝のスリーポイント。
さすがクラッチ男です。
その後の0.7秒のブルズのポゼも、何気にスティールしましたし。
フォックスは、FG12/17、3p4/6、FT4/5の32得点の大活躍でした。
それにしてもこのファウルねぇ…。
This call on HB was upheld after Mike Brown challenged it ... pic.twitter.com/DbY2nHFhM6
— Kings on NBCS (@NBCSKings) 2023年3月16日
かなり微妙です。
触ってたとしても、クラッチタイムではなく、普通の試合中なら100回のうち99回は吹かれないようなシーンだろうというファンの声もありました。
相手ホームであり、試合を盛り上げる笛のような雰囲気も感じましたね。
当然、マイクブラウンはチャレンジしましたが、不成功。これでタイムアウトを1回分使ってしまったため、残ってませんでした。
残り12秒。
インバウンドパスを受け取ったフォックスは、ドリブルでセンターラインをこえ、ドリブルのスピードを早めてゴール下に行くと思いきや、アークの前でスリーポイントショット。ダブルチームに来た相手を嘲笑うかのように、弧を描いたショットはゴールに吸い込まれ、勝負を決めました。
プレーインを争うブルズにとっては、10位から0.5差に落ちる痛恨の敗戦となりました。
最後のシーン、ブルズ側の放送で見ると面白いですよ。
アナウンサーは、「フォックスはマジック戦でハーフコートからウイナー決めてるから要注意」と言ってましたし、解説者のステイシーキング(ブルズ黄金期の控えPF)も「フォックスを抑えろ、フォックスを抑えろ、奴はガイだ」と。
そして、ウイナーが決まると、
「だから言っただろ」。
分かってても止められないのがフォックスなんすよ。
その後、ブルズ側のアナウンサーは諦めずに、「まだ0.7秒残ってる。スリー打って追いつく時間はある」って言ってましたけど、エンドゾーンからのインバウンドバス受けて、そりゃどう見ても無理やろ、と思いましたけどね。
フォックスは試合後に「屋根を突き抜けている」と言ったそうです。
それは自分の成長を指してのことなのか、それともチームのことなのか、文面をみるだけでは分かりませんが、どっちにも言えるかもしれません。そのくらい、今のフォックスとキングスは、天井知らずの勢いがありますね。
この試合、バックス戦の乱闘の処分で、ライルズが出場停止。代わりにレンが出てました。
マイクブラウンは、この試合の出来は満足してません。19ものターンオーバーを犯しましたし、前半は今季ワースト2位のわずか47得点。それでも後半盛り返したのは素晴らしいですね。
キングスは息つく暇もなく、B2Bでネッツと対戦。KDとカイリーがトレードでいなくなってからのネッツは8勝10敗。
ミカルブリッジスやカムジョンソン、フィンリースミスなど、キングスの苦手なウイング系に好選手を揃えてますから、やや分が悪そう。
その分、インサイドでサボヤンに頑張ってもらいましょう。ライルズも帰ってくるし。
連勝で行きましょう。
GO Kings!