サクラメンタリストの咆哮

おかげさまで17年ぶりプレーオフ出場。今度はファイナルに行くまで応援し続けるブログ

諦めないキングス LACに歴史的勝利

キングス176-175クリッパーズ(2OT)

 

もう何て言えばいいですかね。

言葉が見つかりません。

DETとDENが1983年に同じく2OTで186-184だった試合に次ぐ、NBA史上2番目にハイスコアな試合でした。

試合時間2時間48分の大熱戦。

サボヤン退場、クリッパーズ3P成功26本、B2 Bの2日目、トニーブラザーズという逆風にもめげず、よく勝利をもぎ取りました。

 

クリッパーズは、ラス、プラムリー、ゴードンも加入して、プレーオフに向けて大補強。その最初の試合ということで、19068人の観衆が詰めかけソールドアウト。

 

1Q40-40、

2Q36-40

と、前半から76-80と壮絶な点の取り合いとなりました。

3Q6:46で、サボヤンが5つ目のファウル。試合時間がまだ19分近く残る中、かなり苦しくなりましたね。結果的に、サボヤンはファウルアウトしますが、そのうちの3つのオフェンスファウルを全部、トニーブラザーズに笛吹かれてるんですよね。悪名高きトニーブラザーズは、自分で試合を作っちゃうからダメですね。

3Qは110-117で終了。

 

クリッパーズのコーナースリーが止まりませんね。レナードもほとんど落とさない。サイボーグかと思いましたよ。

 

4Q序盤はセカンドユニットが頑張り、4Q7:27には、129-130と1点差に迫ります。

クリッパーズタイムアウト明けで、キングスはフォックスとサボヤンを投入。

クリッパーズもレナードとラスが入り、ベスメンの勝負になります。

しかし、ここでキングスは3連続ターンオーバー。

4Q4:25には、131-145と一気に14点差に離されます。

正直、ここで勝負あったかな、と思いましたね。

しかし、今季のキングスは諦めません。

その後の2分間で、138-147と9点差にします。

 

そして、ここからがキングスの真骨頂でした。

4Q2:30で、フォックスがPG13からスティール!

 

さらにマレーが、PG13のバスをスティール!

さらに、インバウンドパスから相手のオフェンスファウルも誘発。

B2Bで疲れてるはずなのに、高い位置からのプレスでボールを奪い、142-147の5点差。

さらにフォックスのレイアップと、サボヤンのレイアップで、ついに146-147と1点差に。

 

そして、150-153と3点ビハインドで迎えた残り8.5秒のポゼッション。

最後の最後で、モンクの同点スリー!

試合は延長戦に入ります。

この時点で153-153。トンデモないスコアになってました。

 

第一オーバータイムも、3:04に、PG 13のフリースローのミスを、ベイタムに決められ156-162と苦しい展開。その直前にサボヤンがファウルアウトし、絶体絶命。

でもそこからメトゥとモンク、フォックスの得点で同点に追いつきます。

164-164で迎えた残り20.4秒のクリッパーズのゲームウイナーもしのいで、第ニオーバータイムへ。

 

第二オーバータイムも、残り1:57で169-175と6点差つけられ、苦しい展開。

でもその直後にラスがファウルアウト。

これで流れがさらにキングスに。

ハリバンのフリースローで171-175。

そして、今日絶好調のモンクのスリー!

これで174-175と1点差。残り1分!

 

ここからクリッパーズが、プラムリーの連続ターンオーバーで自滅してくれます。

そして、仕上げはやはりこの人でした。🦊

もう、ボールが手につかないくらい、ヘロヘロ。限界もとっくに過ぎていたはずのフォックスが、決勝点となる魂のプルアップショット。

 

この1点リードを守り切り、歴史に残る試合を制しました。

まさにケンタッキーコネクションさまさまです。

 

もうこの2人がキングスでNBAタイトル🏆を獲ってくれるのではないか。

そんな未来を想像してしまいました。

あのレギュラータイム最後に追いついた、フォックスからモンクへのパスなんかも、彼らの意思疎通ならではですよね。

 

リードトラッカー見てくださいよ。

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もう、ほとんどリードされてたのに、これで勝ったんですよ。ハンパないですね。

さらにスタッツも見ると、、、

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ティール18個ですって⁈

凄くないですか?

相手に25個もターンオーバーを誘発させてるし。

むちゃくちゃ点取られましたけど、結局はディフェンスの勝利ですよ。

勝負どころでのスティール、ターンオーバーの誘発が勝利につながりました。

 

それにしてもこの勝利は大きい。

エストのライバルとなるクリッパーズに勝ち、ウエスト3位を死守しただけでなく、一番大きいのは、自信が相当ついたのではないかと思いますね。

この試合、正直勝てるとは思ってませんでしたが、勝つと負けるとでは大違い。勝ったという経験値が、もう一段上のステージにチームを押し上げてくれそうです。

 

これで、今季のキングスは、

ロードで16勝13敗

オーバータイムは4勝0敗

B2Bも6勝4敗

今までとは考えられないような数字を残してます。

しかもオールスター後、2連勝!

この連勝はプレーオフ出場に向けて、最高のスタートです。

でも気は抜けません。

貯金10がかかるサンダーとのロード2連戦の後、ホームに帰って、クリッパーズとの再戦です。相手も今日の悔しさを晴らそうと全力で来るでしょうから、受け身にならず、挑戦者の気持ちで向かっていってほしいですね。

次もクリッパーズに勝てば、対LACは今季3勝1敗となり、プレーオフ争いでは有利になりますし、負けられない一戦です。今度はLACがB2Bなので、うちが有利かも。相手はベテラン多いし。

 

残り23試合、全力で戦おう!

GO Kings!

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