キングス106-95キャブス
フォックスは右足の痛みで欠場。
ドノバンミッチェルも右足の痛みで欠場。
2017ドラフト同期の両エースを欠く試合となりました。
1Q。
ルーキーのキーガンマレーが3P4/4とパーフェクト。
なんとキングスのここ25シーズンで、1Qのスリーポイントを全部成功させたのは、マレーで5人目だとか。
1QはFG55.6%、3P7/9、リバウンドも12-7と上回り、アシスト9と、全てがうまくいった感じ。
31-20と11点リードで2Qへ。
しかしデラベトバって、クリーブランドで人気ありますねぇ。
出てきただけでこの拍手ですよ。
Big ovation for Matthew Dellavedova here in Cleveland. pic.twitter.com/kSbgELfGTW
— Jason Anderson (@JandersonSacBee) 2022年12月10日
NBA生活8年のキャリアで、6年をクリーブランドで過ごし、2016年には優勝も経験してますからね。クリーブランドのファンに今なお愛されてます。
2Q。
序盤は相手のシュートが外れまくり、35-20と15点差までリードを広げます。
マレーが3ファウルと、2Q早々にベンチに。
メトゥは、フリースローをミスったり、普段できもしないビハインドザバックパスでミスったりと、チームのリズムを崩してくれました。ちょっと調子に乗りすぎたか。
メトゥに代わって2Q9:02にサボヤン登場。
サボヤンがゴール下で孤軍奮闘してくれますが、このクォーターはなかなか外からのシュートが入らない。
キャブスは3P5/12と入り出したのに対し、キングスは3P0/7と一本も入らず。アシストもゼロ。
ガーランドは1Q FG1/4だったのが、2QはFG4/7。目を覚まさせてしまったか。
結局、同点に追いつかれ49-49で前半終了。
3Qは、ミッチェル、ハーター、ハリバン、マレー、サボヤンでスタート。
一度は54-55とリードされますが、ボールも回り始め、ミッチェルのスリー、ハリバンの見事なカットからのレイアップで63-58。たまらずキャブスはタイムアウト。またリズムを取り戻します。
しかしタイムアウト明けで、ルバートにかき回され、2-10のランで65-68とリードを許します。
キーガンマレーはルバートに4つめのファウル。ファウルトラブルがじわじわ響いてる感じ。
ルバートを止められず、67-73と6点差に。
その後またルバートのドライビングレイアップが決まり、70-77とリードを広げられます。
サボヤン、ファウルもらうものの、フリースローがダメダメ。ハーターも手首の負傷でベンチへ。
嫌な流れが漂い始めましたが、マレーとモンクの連続スリーで76-77と一点差に。
逆転を狙ったライルズのダンクは、オスマンのチェイスダウンブロックにあい、阻止され、逆にスリー決められ76-80。
しかしデラベトバがスリーを入れ返し、79-80。何とか粘り1点差で4Qへ。
4Qは、デラベトバ、モンク、ライルズ、マレー、メトゥでスタート。
開始43秒でアレンがチャージングでファウル5つめ。アレンはここでベンチに。
ライルズのこのプレーが、後々キングスには有利に運びましたね。
デラベトバが頑張ってガーランドをマークするも、モーブリーのレイアップとオスマンのスリーで83-87。たまらずタイムアウト。
キャブスのディフェンスのインテンシティが上がり、ターンオーバー連発。今日のキングスはターンオーバーが17個と多めでした。
タイムアウト明けに、ミッチェル、ハーター、サボヤン投入。
しかしモーブリーのスリーポイントプレーもあり、2:55の間に0-10のランかまされ、83-90と7点差。
離されそうになるけど、何とか食らいついていくのが今季のキングス。
しかしサボニスはせっかくのエンワンをフリースローのミスで台無しにするなど、なかなか流れを引き寄せられません。
サボヤン、今日のフリースローは8/14。18得点、18リバウンドは立派ですが、フリースローは反省点ですね。
4Q4:50には、オスマンがランニングレイアップを決めて87-95。
しかし、これがこの試合、キャブス最後の得点になろうとは誰が予想できたでありましょうか?
ここからキングスの怒涛の反撃が始まります。ハーターのスリーで90-95。
サボヤンのオシャレなビハインドバックパスからのハリバンのダンクで92-95。
同点を狙ったハーターのスリーは外れますが、サボヤンがルバートのレイアップをブロックからのミッチェルのレイアップで94-95。
そして、ハーターのスリーでついに97-95と逆転。
今度はガーランドのレイアップをまたまたサボヤンがブロック。
そして本日、絶好調のキーガンマレーのスリィィィィーーーーーーー!
Keegan's sixth 3-pointer of the night is a beauty pic.twitter.com/18ngsdYwT5
— Kings on NBCS (@NBCSKings) 2022年12月10日
これで101-95。残り1:22でトドメとなるスリーで6点差。
今日のマレーは、全てスリーのFG6/8、18得点の大活躍でした。
ようやくフォームを取り戻してきた感じで、嬉しいですね。
結局、最後は19-0という驚異的なランで、キャブスを圧倒。最後は11点差をつけて、またも守り勝ちました。
19-0ですよ、19-0!
姉さん、事件です!
ドノバンミッチェルがいないとはいえ、クランチタイムに相手を5分近くも無失点に抑えるディフェンスも凄いですし、ディフェンスレイティング1位のキャブスから終盤に19点取るのも凄い。
こんな勝ち方、今までのキングスにはありませんでしたよね?
いやー、マイクブラウン様、恐れ入りました。
しかもキャブスは今季ホームで一回しか負けてなかったですからね。
敵地で、キャブスを100点未満に抑えて勝ったのも凄すぎます。
ロード全敗も覚悟していただけに、この勝利は素直に嬉しいですね。
しかもフォックス抜きでしたし。
この勝利を無駄にしないためにも、次のニックス戦はしっかり勝ちたいですね。マジソンスクエアガーデンが似合うフォックスは、恐らく欠場しそうですが、ミッチェルと、今日良い働きだったデラベトバに期待しましょう。デラベトバの、ガーランドに対するディフェンスも良かったですよ。
ニックスに勝てれば、ロード6連戦の勝率5割も見えてきそうです。
ウエストは、気がつけばペリカンさんが6連勝で首位。そして熊さんが0.5ゲーム差で続きます。
このロードをうまく乗り切れば、次の13戦中11戦がホーム。一気に首位戦線にも殴り込めるチャンスです。
まずはその前に、目の前の相手を一つ一つきっちり倒していきましょう。
GOKINGS!