どもども。
世間では今、プレーイン真っ盛り。レベルが高すぎて、正直キングスがこの中で戦うことがイメージできませんね。
来年の今頃はどうなってるんですかね?
その鍵を握るのが新ヘッドコーチ。キングスファンの最大の関心事です。
このキャプシティクラウンさんのブログでも、候補者についての考察がありましたね。
The new head coach search is underway for the Sacramento Kings! Let’s take a look at the reported candidates so far.
— In McNair We Trust (@CapCityCrown) 2022年4月15日
Read here: https://t.co/ERCpSSuCFc pic.twitter.com/mjzttXbWaz
言及している候補は、
ケニーアトキンソン
テリーストッツ
スティーブクリフォード
マークジャクソン
マイクブラウン
マイクダントーニ
チャールズリー&ダービンハム
それぞれの良し悪しをザックリ要約すると、
タレント不在、指名権すらなかったネッツを立て直しプレーオフに導く。ネッツのカルチャーを変えたことをスティーブカーも評価。
様々な選手をローテーションで起用。ハードなプレーを求め、攻撃のペースも速い。ディフェンス面も強化した。今のキングスには、アトキンソンが成功に導ける要素がある。
◎テリーストッツ
ストッツはPORを率いた9年間で3回50勝以上を達成。8回プレーオフに導いた。ただ、ヘッドコーチ通算のレギュラーシーズンの勝率が.515なのに対し、プレーオフは.355とあまり勝ててない。2019年にウエスタンカンファレンスファイナルに行った以外はほとんど1stラウンドで負けている。
ストッツの強みはオフェンス。ディフェンスに関しては、プレーオフに進んだ8回のシーズンのうち平均以上だったのは2回だけ。キングスの課題であるディフェンスをどれだけ改善させられるか懐疑的。そのオフェンスに関してもリラードがいたから、という属人的な側面も否定できない。
◎スティーブクリフォード
シャーロットとマジックで8シーズンHCを務め、勝率.458、4回プレーオフに導く。プレーオフでは5勝16敗。
ディフェンス面で定評がある。ミスを最小限にし、ペイント内をしっかりと堅める。HC時代はディフェンスはリーグ平均以上の数値を残した。
彼もストッツ同様、プレーオフで勝てない。1stラウンドを突破したことがない。オーバープランナーとして知られ、プレーオフのため、必要な調整を行うことに執着しないため、プレーオフで勝てなかった。
1年前のキングスならクリフォードでも良かったか、今のキングスはどうか?
◎マークジャクソン
なかなか面白い人材かも。
スティーブカーが就任する前に、GSW王朝の基盤を築いた男。ディフェンスの土台を植え付け、就任2年目でプレーオフに導いた。
選手を信頼し、寄り添うコーチで、選手たちからの人望も厚い。カリー、トンプソン、ドレイモンドグリーン、デビッドリーは未だに彼を慕う。今、あのレブロンも、ジャクソンがレイカーズに来てくれることを熱望してるとか。
ただ、良い面だけでなく、アンドリューボーガットや他のACとも確執があった。さらに、GSW時代には、ウェルツ社長や共同オーナーのラコブとの不協和音も。キングスには、元GSWの共同オーナーのラナディーベがいる。彼と上手くやれるかどうか。
◎マイクブラウン
キャブスやレイカーズを指揮、ヘッドコーチとしての勝率は.616、プレーオフは.563。1stラウンドでの敗退はない。
彼の最大の強みは堅実なディフェンス。ヘッドコーチ時代は毎年平均以上の数値を残した。
彼の成功の要因はレブロンによるものが大きいが、現在のGSWのACでも、スティーブカーの信頼も受けている。人格者としても有名で、リーグ内で「市長」というあだ名をもつ。
◎マイクダントーニ
言わずと知れたリーグ屈指のオフェンス力を構築できるヘッドコーチ。
ロケッツ時代は、マクネアーとも関わりがある。同じことはシクサーズにも言えて、モーリーとも関連があることからシクサーズのヘッドコーチ候補にも名前が挙がっている。ドッグリバースの地位が安泰であるため、名前が立ち消えになっているが、そのリバースがレイカーズのコーチになるようであれば、ダントーニがシクサーズに行く可能性が再浮上するかも。
ただ、ダントーニがキングスに来れば、サバヤンとフォックスのコンビでものすごい攻撃型チームを作りそうだが、キングスの優先事項はオフェンスでいいのか?でも見てて楽しいチームになりそう。
◎リーとハム
ホークスとバックスで、プーデンホルツァーの下で仕える。優勝したバックス時代の経験も活かされるだろう。プーデンホルツァーは、キングスのGM補佐のウィルコックスとも関係がある。
と、このキャプシティクラウンさんのブログでは様々候補者の良し悪しを説明してくれてます。
そんな中、やはり一番の候補はアトキンソンだと指摘してます。アトキンソンは、ウイニングカルチャーの構築、経験、選手に植え付けるエナジー、ソリッドなディフェンスの実績など、全てにおいてバランスが良いと評価してます。
ただ、大穴として、ジャスのスナイダーもあるんじゃないかと。もし彼がアベイラボー(利用可能)になれば、状況は大きく変わるかもしれないと言ってます。
ジャズを率いた8シーズンで、勝率は.585、プレーオフの勝率は.422。ディフェンス力の構築にも定評があり、コミュニケーション力にも長け、リーダーシップもあります。
しかし、かつてACを務めたレイカーズや、ポポビッチの後釜としてスパーズの噂もあり、引く手はあまたです。
スナイダー、来てくれるならぜひ来てほしいですけどね。