どもども。
キングスの今シーズンも残り1試合となりました。昨日のクリッパーズ戦も何の見所もない消化試合でしたね。
今日のサンズ戦も意味ないでしょう。
そんな中、地元新聞のサクラメントビーのジェイソンアンダーソン記者の記事。
'Basketball Hell': Former Sacramento Kings basketball operations insider reveals how Vivek Ranadive created 'toxic' conditions while turning team into NBA's biggest losers. My story ⬇️https://t.co/gqfLM59vjD
— Jason Anderson (@JandersonSacBee) 2022年4月10日
有料記事なので読めませんが、キングスの運営会社の元職員が、ラナディーベがいかにキングスを「有害な状態」、ダメな状態にしているかを、証言で明らかにしている記事だそうです。
やっぱりか、って感じですよね。
プレーインを逃すとこういう記事も出てきますよね。アンダーソン記者も出しどころのタイミングを伺っていたんでしょう。
その情報筋は、匿名で証言していますが、ドラフトやトレードデッドラインで、オーナーが口出ししてくるそうです。機能している組織なら、それぞれのプロパーを雇い、それぞれが仕事を全うするわけですが、キングスの場合は、オーナーが過度に干渉し、そのオーナーに取り入れられようとする者もいて、お互いがお互いを信頼できない状況だったと。
それじゃ、組織として機能しませんわな。
ワンマン社長のいる、田舎の中小企業ですわ。
優秀な人材もいたそうですが、離れていったり、クビになった人もいたそうです。
まさにbasketball hellですな。人材の墓場です。
さらに、ジェームスハムさんからはこんな記事も。
Donte DiVincenzo is reportedly fed up with the Kings
— NBACentral (@TheNBACentral) 2022年4月10日
“DiVincenzo and his group, his team, are not at all happy with the Kings. They believe that the Kings very specifically did not start him down the stretch of the season to limit his value in free agency.”
(@James_HamNBA) pic.twitter.com/Q4H9ueBAmd
ディビンチェンゾと、彼のエージェントたちは、キングスに対して満足していない、不信感さえ抱いてると。
チェンゾがスタメンではなく、プレータイムも制限されていたのは、フリーエージェントで、チェンゾの価値を抑えるためだと見ています。チームとしては再契約したいのはわかりますが、こういうことをするチームに対して、選手が契約したいとは思わないでしょうね。
それが表沙汰になった今、チェンゾとの再契約は難しいのでは。
本当、やり方が汚いというか、下手くそですね。
ハムさんがやってるKING BEATでも言ってましたが、ラナディーベは、サクラメントに新アリーナを建設し、ダウンタウン地域の再開発も行ったことは、評価されるべきだとしています。
しかし、チーム作りは不安定で、ラナディーベの在任中の9年間でヘッドコーチは6人、来季は7人目となる予定です。複数年の契約で途中解約もあったため、ルークもそうですが、ほとんどのシーズンで複数のヘッドコーチにサラリーを支払ってる状態なんですね。
さらに、ハムさんが言うには、ルーク解任の際に、残り試合を誰が指揮をとるかで、オーナーとマネージメント側で意見が分かれていたとも。結局は、ジェントリーが代理監督となりましたが、どう意見が分かれていたんでしょうね。
ハムさんは、ラナディーベはチームを売却したり、辞任したりする必要はなく、チーム運営に対してアプローチを変え、もっと部下を信頼しろと言ってます。
今日でキングスはシーズンを終え、長い長いオフシーズンに突入します。
プレーオフというお祭りに16年も参加できないキングス。来年こそ、チームは変わるんでしょうか。