キングス90-109GSW
ついにこの日が来ましたね。
The Kings officially have been eliminated from playoff contentionhttps://t.co/moHRYtVECc pic.twitter.com/4DTk5rnscI
— Kings on NBCS (@NBCSKings) 2022年4月4日
正式にプレーインからエリミネートされました。
試合終了の瞬間、ゴールデンワンセンターは大差がついていたこともあり、試合中に席を立つ人もいて、客席はまばら。16年の低迷を象徴するような、寂しい光景でした。
今日のサクラメントはバスケットどころではなかったかもしれませんね。
現地時間の3日未明、まさに試合日の朝を迎える前です。ゴールデンワンセンターのあるダウンタウンで、銃撃事件が発生。6人が死亡するなど、痛ましい時間となりました。日本のテレビでも大きく報道されていましたので、ご存じの方も多いかもしれません。事件現場はまさにゴールデンワンセンターの目と鼻の先です。複数人と言われる犯人も捕まっていません。
そんな中での試合開催です。
試合前には、場内の照明を消し、犠牲者に対して黙祷が行われました。
会場に足を運んだ観客の方は、身の危険を感じながらも、キングスのプレーイン進出を信じて、わざわざ応援に来てくれたと思います。
そんな中、試合は、48分中45分ずっとリードされる一方的な展開で、カリー、トンプソン不在のGSWに29点差で敗れました。
フォックス、サボニスは出場しませんでした。
ここまでジェントリーは、フォックス、サボニスが残り試合を全休させるかどうかについては、報道陣から質問を再三受けていましたが、明言を避けてきました。
恐らく、エリミネートが正式に決まったので、2人の全休を発表するでしょうね。
実際は、2人が怪我した時点で、今季全休させたんでしょうが、数字上、プレーインの可能性が残っていたので、そうしなかったのでしょう。
しかしまあ、返すが返すも、中途半端な戦い方でしたね。
こうなるのは分かってたのに、何でペイサーズとマジックとロケッツに勝ってしまったんだと。
この間、ロッタリーの順位が5位から7位に落ち、ドラフトでTOP4に上がる確率が10.1%、トップになる確率が3%下がりました。
ホルムグレン、バンケロ、ジャバリスミス、ジャデンアイビー、うちとはご縁がないかも。
収穫といえば、ミッチェルが活躍したことくらいでしょう。しかし、ミッチェル以外では、若手にプレータイムを与えるわけではなく、ベテランやジャーニーマンにたくさんのプレータイムを与えて、若手の育成もできませんでした。
現在のキングスのロッタリー順位は7位です。
うちは残り試合全部負けると思いますが、それ以上にPORも負けるので、7位で決まりでしょう。
でも、この7位って意外にラッキーな枠らしいですね。
去年もラプターズが7位でしたが、ロッタリーで4位にジャンプアップ。未来のオールスター候補、スコッティバーンズを運良く獲得しました。
その前の2020年も、7位のブルズがロッタリーで4位にジャンプアップ。パトリックウィリアムズを獲得。
そして2019年には、ペリカンズは7位だったにも関わらず、ロッタリーで何と1位にジャンプアップ。ザイオンを獲得しました。
さらに、2018年には、我がキングスが7位からロッタリーで2位にジャンプアップ。この時は、たしか、フォックスがクジを引いたんでしたかね。ドンチッチをスルーしてバグリーを獲得。物議を醸しましたね。
ということで、7位は4年連続でロッタリーでジャンプアップしてるんですね。
まさかマクネアーはそのことを知ってて、7位を狙ってたのも。
そんなことあるわけないか。
まあ、キングスがくじを引いても、8位に落ちるだけでしょう。
さあ、今日でキングスのオフシーズンが開幕です。来年こそこの不名誉な記録をストップできるか。それとも記録更新か?
MLBのマリナーズの20年があるから、とか悠長なことを言ってたら、ラスベガスにフランチャイズを持っていかれますよ。
残された時間はそれほど多くないと思います。
それをキングスの関係者がどれだけ認識してるか。してないかもね。