キングス110-128ナゲッツ
サボニスが加入しても、そんなに簡単には強くなりませんよね。
試合前には、両チームの選手が、ウクライナ出身のレンを中心に、平和と無事を願いました。
ロシアの行為は決して許されるものではありません。
— Sacramento Kings (@SacramentoKings) 2022年2月25日
試合は序盤からナゲッツにリードを許す展開。
1Qは25-35と10点差つけられましたが、2Qにサボニスの活躍もあり、58-62と5点差に縮めて、ハーフタイムを迎えます。
3Qは一時65-79と14点差つけられましたが、残り1:52には85-87と2点差に迫ります。
しかし、なかなか追いつけそうで追いつけないんですね。
3Qは87-92と5点差で終了。本当は、87-90で終わってたんですが、ジェフグリーンのショットが認められて、4Q開始時点で92点になってました。
今日の試合、あういう際どいレビュー的な判定は全部、ナゲッツ寄りになりましたよね。ライルズのシュートはノーカンでしたし。
ハイランドのクリアパスも、コモンファウルの判定でしたし。
その4Qは立ち上がり、ドッグリバースの息子と、フォーブスの連続スリーが痛かった。87-90で終わったと思いきや、2点付け加えられた上に、スリー2本で一気に11点差でしたもんね。精神的ダメージの方が大きいわ。
4Qは結局、離される一方で、最後は18点差のブローアウト負け。
ヨキッチが出てきた4Q7:50の時点で、94-105と11点差にされてたら、そりゃ厳しいですわ。
FG55.8%、3p15本も許してたらそりゃ勝てません。ジェントリー爺さんだと、ディフェンスも教えられないんだろうな。
ヨキッチ相手に、サボニスはよく頑張ったと思いますよ。37分もプレーして、33得点14リバウンド。ただ、それに続くセンター陣が手薄すぎました。ホルムズは背中の痛みで欠場、ダミジョだけでは無理っしょ。レンはプレーできる状態ではないでしょう。今季のホルムズには本当にガッカリですな。怪我とプロトコルで満足にプレーできず。サボニスが来てからは、自分の居場所、持ち味すら見失ってる感じがします。
今日はPORがGSWに負けたので、3.5差は変わらず。サボニス加入後、2勝3敗と負け越しました。
これから、ウエスト5連戦の遠征に入りますが、厳しいでしょうね。
このキングスヘラルドさんの記事に今後の見通しが書いてます。
Evaluating the Kings schedule for the remainder of the season https://t.co/Uu1FJwP2hO
— The Kings Herald (@thekingsherald) 2022年2月23日
この記事が書かれたのは、ナゲッツ戦の前ですが、残り22試合の見立てとして、
・勝てるのはせいぜい7〜8試合
・ナゲッツ、ペリカンズ、サンダー、ペイサーズ、マジック、ロケッツ。そして、最終戦のサンズとその前のクリッパーズは、相手がプレーオフの調整で主力を休ませるため、どちらかは勝てるのでは
・最終的には30勝。プレーインならず。
・マクネアーの言葉を信じるなら、サボニスのトレードはプレーインを見据えてではない。
・昨季のブルズが参考例。去年のTDLでブーチェビッチを獲得。その後の試合は12勝17敗で終わり、プレーイン出場ならず。オフにさらに補強し、今やイーストのトップを争う。
・キングスにとって、サボニス加入は大きなステップ。
・残りのシーズン、ラインナップの連携と経験を深め、ロスターの課題やギャップを夏の補強で埋める。
・サボニス加入後、負けはしたものの、BKNは面白かったし、ブルズにも健闘した。競争力を見せている。次のシーズンへの希望を見せ続けてほしい。
という内容でした。
このヘラルドさんの言う通りですね。
もちろん勝ってほしいですが、目先の勝利に一喜一憂せず、来季を見据えて、悠然と構えましょうか。そう見た方が気が楽ですわ。