キングス123-124ホーネッツ
残り2秒、123-124と1点ビハインド。
ボーナスなのに、相手がカウントを間違えたのか、ラッキーにもファウルもらって、フリースローを2本決めれば逆転勝ちの大チャンス。
ここで今日、FT8/8と全て成功しているフォックス。
でもここで2本とも外しちゃうんですね。
De’Aaron had two free throws with the Kings down by one and missed both … pic.twitter.com/RXW3w1Zms4
— Kings on NBCS (@NBCSKings) 2021年12月11日
ここまで競りあえたのはフォックスのおかげですが、ここで2本外してしまえば、元も子もありません。
元気のない今季のフォックスを象徴するような幕切れでしたね。
この悔しさをバネに、今後の試合で大爆発してくれれば、「あー、あの試合がきっかけになったのね」と、苦いけど良き思い出に変わればいいんですが、とてもとても今はそんな気持ちになれませんわ。
心にズシっと重くのしかかる敗戦です。
ラメロなど6人くらい欠場したショートハンドのホーネッツ相手に、4連勝を目の前にして、自らその勝利を手放すような負け方ですからね。
メンタル的にかなり落ち込む試合ですわ。選手たちも、明日のキャブス戦に引きずるんじゃないですかね?
もちろんチームの負けの全責任をフォックスに押し付けるつもりはありません。この試合はチーム全体としてディフェンスが悪すぎましたわ。前の試合で130失点、今回が124失点。もう120失点がデフォルトになってきました。
1Qから40点くらい取られてましたからね。ザルもいいとこ。
ハリバンやヒールドが外しては速攻くらうし、1対1では守れないし、ペイント内に容易く侵入を許し、Dの概念すらなし。
途中リードする場面もありましたが、サマリーでミッチェルにけちょんけちょんにやられたブークナイトがその仕返しと言わんばかりに、スリーを連発。結果的にこれが響きましたね。
ブークナイトはキャリアハイの24得点。キャリアハイプレゼンターのキングスの真価を発揮しました。
他のチームの皆さん〜、キャリアハイ出すのはキングス戦がチャンスですよー。特に無名の新人にはブレイクのチャンスですからねー。
それにしても勿体ない試合でした。
思い出しただけでも虫唾が走ります。キングスファンやってると、いろんな負け方を経験して、それなりの免疫はあるつもりでしたけど、この負け方は堪えますね。
だって、勝利が向こうから転がり込んできたわけですもん。
それを自ら放棄するとは…。
あり得ん!
123-123の同点で迎えた残り20.2秒の相手ポゼッションで、マーティンのエンワンで終わったかと思いきや、チャレンジが認められて、ツースローに。一本外してくれて、1点差でマイボール。
残り5.5秒からフォックスがドリブル。
間に合うかなと思ったら、マーティンがボーナスなのにファウルしてくれて、難なくツースロー。2本決めれば勝ちという状況で、フォックスがまさかまさかの2本外し。こぼれ球も、バグリーが押し込めず、試合終了〜。
借金を2にするどころか4に増え、4連勝ならず。逃した魚は大きすぎますな。
しかも明日B2Bでキャブスでしょ?
キャブスは今日もウルブズに勝って、ここ8試合で6勝目。
アレン、マルカネン、モブリー、ラブもいて、インサイドで劣勢必至。ただでさえインサイドの弱いうちが、ホルムズもいないのに、勝てるわけないでしょう。
相手もB2Bですが、メンタル面でも差が大きいでしょうね。
今回のロード3連戦、一番勝てるチャンスがあったホーネッツ戦を落としたとなると、キャブス、ラプターズにも負けて全敗の可能性もあります。
それだけ、フォックスの落とした二投の代償は大きかったということですな。