キングス92-117レイカーズ
その前はモラント抜きの熊さんに大敗。
ルークが解任され、ジェントリーが暫定監督に就任し、最初の試合こそ敗れたものの、ブレイザーズ戦とレイカーズ戦に連勝。レイカーズ戦はトリプルオーバータイムを制しての勝利だっただけに、新生キングスへの期待が高まりましたが、ここ2試合の、みるも無惨な負け方を見ると、失望しかありません。
キングスというチームはヘッドコーチが代わったくらいでは強くならないんだと。
問題の根の深さを感じざるを得ませんね。
今日の試合もとにかく酷かったです。
レブロン抜きのレイカーズに、3Qの立ち上がり2分までは66-52と14点リード。
もう楽勝かな、と思うじゃないですか。
でもそこから残りは、まさかの26-65ですよ!
ありえないですよね。
ありえないことが起こるのがキングスですけど、なぜそこまでチームが崩壊してしまうのか、選手それぞれに聞いてみたいですわ。
こんな試合をホームで見せられたら、そりゃ「let's go Lakers!」とキングスのファンでも自虐的に叫びたくなりますよね。
試合後の会見でジェントリーの第一声は、「キングスファンの皆さんに謝りたい」ですからね。
ジェントリー自身も、このチームの立て直しは相当厳しいなと実感しまくってると思いますよ。
今まで批判の的だったルークがいなくなり、キングスファンの怒りの矛先は、マックス契約を結んだばかりの不調フォックスと、ここ数試合シュートを外しまくってるヒールドに向きつつあります。
弱いチームのファンは、耐性がないので、誰かに責任を押し付け、スケープゴートを見つけることに躍起になりがちです。もう15年もプレーオフから遠ざかっていれば、待たされ続けてるわけですし、焦る気持ちもわからなくはないですが、戦犯探しはよくありません。選手も出て行きたくなります。
こうやって、負のスパイラルがまた続くわけです。
ほんとどうすればいいんですかね?
すぐには解決できそうな問題ではないことは確かです。
ロースターも歪(いびつ)ですし、もともとウイングが不足な上、今日みたいにハリバンがいないと、こういう無様な試合になってしまうんですね。一人いないだけで、ここまで弱くなってしまうところに、チームとしての基盤が脆弱すぎます。
前半あれだけ良くて、後半、相手に修正すると、そこまで一方的になるもんですかね?
リーダー不在、修正力、対応力のなさを露呈しました。フォックス、ヒールド、ハリバートンをコアにした将来的なチーム作りの構想は揺らいでいます。
マクネアーGMは今、何を考えているのでしょうか。
諸悪の根源はオーナーかもしれませんが、解体的出直しまでしないといけないところまで来てるかもしれません。
まだ60試合くらいありますが、今季も辛いシーズンが続きそうです。