どもども。お久しぶりです。
プレーオフ始まると、キングスファンは暇ですねぇ。蚊帳の外の感じ、極まりないです。
それはさておき、オフシーズン恒例のハムさんの通信簿です。
連載モノなのかどうかわかりませんが、初回はマクネアーということで、
ヒアウイゴー〜。
The great, the good, the bad and the ugly @James_HamNBCS grades Monte McNair's first season as the Kings' GM https://t.co/bhucDYu88Y pic.twitter.com/MQMNmhJpcL
— Kings on NBCS (@NBCSKings) 2021年5月26日
ざっくり訳すと、
◎グレート
・ドラフトでハリバートンを指名したこと
◎グッド
デロンライト、ハークレス、TDをトレードで獲得したこと。ジョセフ、ビエリッツア、2巡目指名権で、彼らを獲得。ベンチを強化し、コスト効率も良かった。
・メトゥとダミアンジョーンズも、短期間だが、チームに良い影響を与えた。
◎バッド
・白菜とグレロビ3世の獲得は失敗だった。カミンスキーに至ってはキャンプ後にロスターにも入らず。
・FAで選手獲得を目指したが、目ぼしい選手は獲得できず。
・その結果、15人のロースターのうち、ジャスティンジェームズ、ウッダード、ラムジー、ジェフリーズの4人は過去2年のドラフト2巡目かドラフト外の選手を入れるはめに。
・構想外のジャバリパーカーや、キングスのスタイルに合ってない白菜、ビェリッツァもロースターに。
・トレード期限で選手を新たに加えたものの、結果的に、フォックス、ハリバン、ホルムズ、ハリバートンのコアメンバーはシーズン終盤にガス欠となった
・ロースターのデプス、いわゆる選手層の厚さが課題となった。
◎アグリー
・シーズン前のボギーのトレード失敗
・ボギーに見返りなく出て行かれ、ホークスでプレーオフ進出に貢献
・コート外で問題を抱えていたTDの獲得は大きな賭けだった
総合評価 B -
マクネアーは、ハリバートンを指名し、トレードデッドラインで賢明な補強を行い、チームをプレーイン争いに持ち込んだ。
その一方で、不完全なロースターでシーズンに臨み、ボギーのような非常に優秀な選手を見返りなく失った。シーズンが進むにつれてロースターは改善されたが、真のデプス(選手層の厚さ)なしに、来シーズンは戦えない。
ルークを続投させ、トレードデッドラインでホルムズを引き留め、FAで彼を失うことは、後日、評価されることになるだろう。
ここまでの働きは堅実といったところか。
というハムさんの通信簿でした。
ハリバートンの指名はマクネアーに限らず、あそこまで落ちてくれば、誰がGMやってても指名したでしょう。あっ、でもディバッツはしないかも。ドンチッチをスルーするくらいだから。
トレードデッドラインのデロンライトらの獲得は素晴らしかったと思いますね。グッジョブです。
ロースターのいびつな構成は仕方ないんちゃいます?GM就任して時間もなかったですし、FAで良い選手なんか取れないでしょう。ヒールドやハリバンが高額契約してたし、フォックスのマックス契約もありましたし。これもディバッツのせいでしょ。
ボギーのトレード失敗はバックスのせいでしょ。実際、リーグから罰則を与えられてますし。そのボギーはホークスで活躍、バックスもホリデー、ポーティスを獲得。結局、キングスの一人負け。もうちょっと上手くやってほしかったですね。
ルークの続投に関しても仕方ないと思ってます。財政的な問題ですから、これ以上リスクは冒せません。これもディバッツが4年も契約するからです。
つまりマクネアーはディバッツの負債が大きすぎて、その処理に手間をかけざるをえませんでした。このオフもヒールド、ハリバンをうまく売ることが大きなタスクとなるでしょうね。