キングス104-113スパーズ
4連勝中のキングスと5連敗中のスパーズ。
勝てば1.5差、タイブレーカーでも優位に。
3Q終わって81-78とリードしていたにも関わらず勝てないところが、我らがキングス、迷将ルークウォルトンです。
まずゲームの入り方から相手に負けてましたよ。名将ポポビッチ率いるスパーズは、この試合の重要性を十二分にわかってました。
インテンシティの高いディフェンスでキングスにプレッシャーをかけ、自由にさせません。特にヒールドは密着マークでスリーがなかなか打てず、バグリーもゴール下で万歳ロストやフリースロー外しで波に乗れず、いきなり0-7とリードされます。
しかしキングスもテレンスデービスの活躍で、21-25と何とか4点差で1Q終了。
TDは、前半だけでFG6/7、3p3/4の15得点。彼の活躍で49-52と3点ビハインドで前半を終えます。
3Qは、デロンライト、ハークレス、TDといったマクネアーがトレードで獲得した面々が活躍して逆転。カイルガイもようやく活躍してくれました。彼の活躍は新たな収穫でしたね。
一時は77-69と8点リードするなど、キングスペース。3Qは81-78とリードして、勝負の4Qへ。
しかし、4Qは、10:32に84-85と逆転されてから、リードを広げられ、4Q5:49には、89-100と11点ビハインドに。万事休すかと思いきや、ここからキングスがスパーク。
ホルムズ、デロンライト、ハークレスの得点で10-0のランをかまし、99-100と1点差に迫ります。
そこから逆転や追いつくチャンスはありましたが、結局、追いつけず。
大事な大事な一戦を落としてしまいました。
まだ可能性があるとはいえ、マストウインの試合で勝てない勝負弱さは健在。プレーオフ並みのプレスディフェンスを仕掛けられたら、オフェンスは何もできません。
期待されたバグリーも今日はサッパリ。FG1/5、3p0/1、FT2/6の4得点。
覚醒したかと思いきや、全然でしたね。
ゴール下で、バンザイ🙌ロストばかりで、スパーズのインサイドを崩せず。昔のバグリーのまんまでした。
スパーズはバグリーに自由にさせないように、かなりマークを厳しくしてました。彼は何もできなかったですね。
まあ、彼だけでなく、あれだけフリースローを外したら勝てませんよ。
スパーズの17/19に対し、キングスは9/15。リバウンドも35-44で負けました。
まあ、選手は気持ちを持って、よく戦ったと思いますが、ヘッドコーチの差は歴然。特にTO明けはオフェンス、ディフェンスともに差は顕著。ルークの限界を改めて感じた試合でした。
スパーズは、立ち上がりから、キングスのキープレイヤーであるヒールド、バグリーを徹底マーク。スリーも封じました。TDの活躍は誤算だったでしょうが、キングスがフリースローを結構ミスしてくれたし、ロングスリーもほとんど入らなかったので、ポポビッチの狙い通りでしょう。一方のルークは、立ち上がりから後手後手。得意のスモールラインナップは、4Q不発。もう一年、彼に付き合うのは苦行以外の何者でもないですね。
試合前に、サクタウンさんがツイートでアンケート取ってましたが、ファンの7割が、プレーインに行かなくてもいいから、ルークの続投に反対でしたね。
Which path would you choose?
— SactownPlay-InGiraffe (@TimMaxwell22) 2021年5月7日
フォックス、ハリバン、ハリバートンもいない中で、このメンバーでこれだけ頑張ってやれていることは来季に向けて大きな収穫でしょう。それだけに、ヘッドコーチ問題は何とかなりませんかね。
そのフォックスですが、ようやくチームへの帯同を認められ、今日はサイドラインて試合を見つめました。彼の目に、今日の試合はどう映ったでしょうかね。まだリーグからプレーの許可は下りてませんけどね。
ディフェンスでは穴になる彼ですが、もし彼がいたらどうなったか、考えずにはいられません。仕方ないですけど。
今日の敗戦で実質、今シーズンが終わりました。数字上は可能性がありますし、スパーズはロードで厳しい戦いが続きますし、ペリカンズもザイオンが離脱してチャンスがあるように見えますが、マストウインで勝てないようでは、たとえプレーインに行っても期待するだけ無駄でしょう。裏口入学で大学に行くようなもんですよ。倒すべき相手を倒してから行かないと。
まずはヘッドコーチの去就から何とかしましょうね。