どもども。暇な大型連休いかがお過ごしでしょうか。
いい加減飽きてきましたね。こんだけ室内にいると、精神的にもまいっちゃいますよね。私は一日2回は外に出てジョギングはするようにしてますが。
家にいるときは、テレビは極力見ずに、ラジオを聴くようにしてます。目を休められますし、コロナばかりの報道からも避けられます。心地よいトークと音楽を聴くのが今は心が休まる気がしますね。
さて、テレビはあまり見ないと言った私ですが、昨夜の楽天TVのデイリー9は見ましたよ。
だってキングス特集ですもん。
スタジオの解説は、東京エクセレンスのイケメンHC石田剛規さんでした。
番組で取り上げたキングスのポイントは2つ。
1.ラインナップの変更
ヒールドをシックスマンにして、ボギーをスタメンにしたことは、もうキングスファンなら誰でも知ってると思います。
このラインナップが功を奏し、
変更前は15勝29敗
変更後は13勝7敗。
この効果について、石田さんは、
スタメンはフォックス頼み。ファーストオプションがフォックスになるので、ヒールドとしてはやりづらい面もある。
2ndユニットだと、ヒールドはのびのびやれている。マッチアップする相手も、レギュラークラスがベンチに下がるのでやりやすいのではないかと、解説してます。
裏を返せば、ヒールドは、相手が弱いときはのびのびやれて、一流のディフェンダーが出てくると、行き詰まることも多いんですよね。スリーは入り出すと止まりませんけど、オフボールの動きはまだまだ課題があるでしょう。
この番組では、ボギーがスタメンの効果には全く触れてませんでしたが、ボギーはプレイメイクもできて、シューターとしても機能できるので、使い勝手がいいんですよね。フォックスの負担軽減にもなりますし。実は、そこも大きいんですよ。
2.フリースローが下手
これはずっと言われてる問題ですね。
FT試投数20.3(リーグ28位)
FT成功数15.6(リーグ27位)
ともに、試投数も少なければ、成功数も少ないというリーグワーストクラス。
ファウル獲得数19.3(リーグ26位)
ファウルの獲得数も少ないし、
ドライブからのFT獲得数6.3(リーグ15位)
と、ほとんどがフォックスから。
フォックス自体はすごいんですよ。
ドライブからFTをもらう数は、ハーデンについでリーグ2位ですから。でもフォックス以外の選手でファウルをもらう選手がいない。
フォックス以外の選手は
2位がハリバンで1.3個、
3位はベイズモアとバグリーで0.9個
まあ、これは、シューターが多いフォーメーションなので仕方ない、と石田さんは言ってます。
チーム内の平均ドライブ数ランクでも、
フォックス18.8本(被ファウル2.0回)
ボギー6.5本(0.2回)
ハリバン6.3本(0.7回)
とフォックスがダントツなんですよね。
まあ、ハンドリングに難があるヒールドは、リムにほとんどアタックしませんし、ボギーもビェリッツァもシューター系だし、そんなにリムに向かっていきませんよね。その点、バグリーやホルムズに期待するしかないでしょう。ハリバンも。
で、気になるヘッドコーチの評価ですが、石田さん的には、ルークは、選手に自己犠牲を求め、規律正しくチームを作り上げている印象。でもチーム作りに時間がかかっている感じ。若いチームだけに、イケイケではなく、「走る前に考えろ」と伝えたとか。
結果は徐々に出ている、と一応、評価していました。
たしかに結果は少しずつ出ているかもしれませんけど、ゲームコントロールや試合の采配における点では、勝てる試合をかなり落としている感じはありますよね。
その点、私はあまり評価してません。
あと、番組で触れていたのは、新加入選手。
ベイスモアとレンの加入が大きく、ディフェンスのレイティングも、オンコートとオフコートの差が、
ベイスモアは-12.2
レンは-20.0
とかなり差が出ていると指摘。
もちろんオンコートの方が数字が格段に良いんですね。
特に、ベイスモアは、相手エースをマークできて、エナジーもチームに与え、ロッカールームの雰囲気も良いものを作り出していると、評価してました。
最後に、キングスに関する質問も受け付けてました。
QディバッツのようなレジェンドがGMをやることについて?
A選手時代に、結果も残してるので、何が必要なのかわかってるはず。ルークとは元チームメートなのでやりやすいのでは。
Qなぜキングスはプレーオフから遠ざかってるのか?
Aドラフトがうまく行っていない。獲得した選手が根付いていない。
まあ、これは言わずもがなですよね。フロントのせいですよ。ジェフペトリー以来、有能なGMがいない。オーナーも。
ヘッドコーチはころころ変えるし、ドラフトは失敗しまくり。13年続けて、ロッタリー参加してトップピックしてるわりには、その選手たちがほとんど残ってないんですよね。 リラードを取れたのに、取らなかった年もあったし、そういえば、ドンチッチ取れたのに、取らなかった年もあったなぁ。ジャイルズだって、来季いるかどうかわからないし。
Qルークは、フォックスやヒールド、ボギーなど若手とうまく関係を築けているのか?
Aヒールドは不満もあるだろうが、結果がついてくれば、良くなってくる。
レイカーズ時代に若手コアを育てあげた実績がある。
と石田さんはルークをかばってます。たしかにプロの世界は結果が全て。結果が出せないとチームは崩壊しますよ。起用法に不満がある選手からは不協和音が出ると思うし。
ざっと振り返ると、昨日の番組はこんな感じです。
でも改めて、ペリカンズ戦でリーグが中断になったのが悔やまれますよね。早くコロナが収束して、何とかして、残りのリーグ戦が見たいですね。
難しいかもしれませんが、そうなることを願って。バグリーも復帰してるでしょうし。
ではまた。