サクラメンタリストの咆哮

おかげさまで17年ぶりプレーオフ出場。今度はファイナルに行くまで応援し続けるブログ

再浮上の兆しはあるのか? ロケッツ戦

キングス104-113ロケッツ

 

正直、今のキングスの状態で、ロケッツに勝てるとは全く思ってません。

なので、負けることは織り込み済み。

私の試合の興味は、チーム上昇の兆しがあるかどうか。

そういう点では、3Q途中で最大25点差つけられながらも諦めず、4Q残り4:41には96-102と6点差まで詰め寄るなど、ポジティブな要素はありました。

 

◎4Qでの猛烈な追い上げ

79-97と18点ビハインドで迎えた4Qのスタート、

ルークが選んだメンバーは

コーリージョセフ

フォックス

アリーザ

ビェリッツァ

ホルムズ

 

このディフェンスを重視したメンバーに、フォックスの爆発力で、開始7分19秒間で17-5のランをかまします。

 

特にフォックス。

彼の爆発力はハンパなかった。

何かが憑依したかのように、アンストッパプルな存在になり、試合全体を支配する。

スーパースターになりうる要素の一つでもあります。

前半は、ゲームメイク中心で、他の選手を使うことに重きを置いていたと言ってましたが、いつしか自分でガンガン行くようになりました。

 

この日はキャリアハイとなる31得点、そのうち19得点を4Qだけで挙げました。ゴールデンワンセンターの観客を沸かせ、同点、逆転を期待させるような雰囲気も作りだしました。

 

ただいただけなかったのが、フリースローのミスの多さ。

いくらエンワンをもらっても、ボーナススローを落としたら意味がありません。もともとフリースローは得意な方ではありませんが、FT4/9ではダメですね。追い上げムードに自ら水を差してしまいました。

 

◎ヒールドとバグリー

その4Qでは、ヒールドとバグリーは一度も出番がありませんでした。

追い上げる段階で、攻撃的な2人にチャンスが与えられなかったのは、本人たちもショックでしょう。

でも今のままなら仕方ないでしょうね。

ヒールドはこの日も絶不調。FG3/12、3pt1/8の10得点。スランプは深刻です。

 

そしてバグリー。

もともとディフェンス面では穴になるバグリーですが、オフェンス面でももっと努力と工夫がほしいところ。

味方のためにスクリーンをかけて、シュートを打ちやすくするとか、フォックスの邪魔にならないように、ゴール下のスペースを空けるとか。

もっとホルムズのように、献身的にならないと、チームのためにも自分のためにもならない。

大学時代のプライドを捨てて、もっとガムシャラにやってほしい。ここから先に、伸びるかどうかは本人の考え方次第だと思う。

一つ言えるのは、このままではダメだ。

何度も言うけど、ホルムズを見習え。

 

◎兆しは見えたか

この試合、フォックスの爆発力で驚異的な追い上げを4Qに見せましたが、痛かったのはジョセフのファウルアウトでしょう。

96-102と6点差に詰め寄ってからの痛恨のファウルアウト。

チームのベストディフェンダーを失ったキングス。あれには、選手、ベンチ、観客、はたまたディバッツまでもが大きく落胆。審判に対する不満から、

REF YOU SUCK!

のチャントがアリーナに鳴り響いたほど。

 

この試合にボギーがいたらなぁ、と思わずにはいられませんでしたね。

お願いだから、早よ帰ってきてくれー。

ボギーがいない試合は5戦全敗。ボギーがいないと勝てない状況が続きます…。

 

◎次の2戦が勝負

これで4連敗。借金は今季最多の6となりました。

次はホームで、ウルブズとサンズを迎えます。キングスとプレーオフを争うウエストのライバルです。

両チームともここ最近は不調。

サンズは7連敗中、

ウルブズに至っては11連敗中です。

キングスにとっては負けられない相手です。

ここで連敗するようだと、それこそキングスの今シーズンは実質終わりでしょう。

連勝すると、まだ浮上の可能性はあります。

 

シーズンを左右する2連戦。

死ぬ気で戦って、魂を見せてくれ。

GO KINGS!

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