キングス106-113ブルズ
◎せっかくナゲッツに勝ったのに
6連勝中のナゲッツに勝ったのに、3連敗中のブルズに敗戦。
12月最初の試合、ウエスト相手のロード4連戦を前に勢いをつけたかったのに、非常に残念な、痛すぎる敗戦となりました。
強豪ナゲッツに勝った価値を損なう敗戦です。
◎出足はよかったものの・・・
1Qの途中までは、ナゲッツ戦の勢いそのままに、10点リードして割と幸先の良い出足でした。しかし、結局追いつかれて23-23で終了。
ラビンやマルカネンのスリーがばんばん入り、徐々に引き離され、3Q残り8:18には50-69と19点もリードされます。
キングスって、スリーの得意なチーム苦手なんですかね?
前のネッツ戦も34本スリー打たれて12本決められ、逆にキングスは26本中4本に抑えられました。
今回のブルズ戦は37本スリー打たれて16本決められ、キングスは33本中9本に抑えられました。
まあイーストのチームに同じパターンでやられたってことですな。
ディフェンス面ではスリーのマークが甘く、オフェンス面では、ヒールドへのマークが厳しかったりして、いい形でスリーを打てませんでした。
ボギーはハムストリングのケガで6分以上続けてプレーできないため、細切れのようにしか使えませんし、アリーザのシュートは打つだけ無駄だし、ビエリッツアはお疲れ気味だし、デドモンは前評判ほどスリーが入らないし、フォックス、バグリーもいません。
ほかの選手が決めないと、ますますヒールドへのマークは厳しくなり、難しくなりますよね。状況はかなり良くないです。
◎痛かったジョセフのファウルトラブル
ディフェンス面では、ジョセフのファウルトラブルが痛かったですね。3Q残り4:55で4つ目のファウルで、ヨギと交代。
ジョセフは、非常にディフェンス力で定評のある選手で、一部のキングスファンの間では、メッタワールドピース以来の、優れたぺリメーターのディフェンダーと言われています。そのジョセフがベンチに下がり、身長がより低いヨギが出る時間が多くなりました。ヨギはどうしてもその身長の低さが、ディフェンス面では穴になっちゃうんですよね。
終盤は追い上げたキングスですが、敗因を挙げるとすれば、ジョセフのファウルトラブル、ヨギのディフェンス面はあったと思いますね。
◎ボギーのハムストリング問題
ボギーのプレータイム制限も頭が痛いですね。
左足のハムストリングのケガで、6分以上続けてプレーできません。なので、6分プレーしたら、ベンチに下がり、また6分出たら、ベンチに下がる、の繰り返し。
ボギー自身も「本当にイライラするし、リズムがつかめない」とこぼしていたそうです。
そりゃそうですよね。
それでも、昨日は22分プレーして11得点しています。よく頑張っていると思います。彼がいないと、PGも、スリー打てる選手も限られてきますから、フォックス不在の今、頑張ってもらうしかないんです。ルークとしても、やりくりの難しいプレーマネージメントを強いられそうです。
◎恐怖のウエストロード4連戦
痛い痛いブルズ戦の敗戦をへて、チームはウエスト相手とのロード4連戦が始まります。
ブレイザーズ、スパーズ、マブス、ロケッツとの4連戦。しかもマブス、ロケッツはバックTOバックです。ロケッツはただでさえ苦手なのに、B2Bなら、勝ち目はほとんどないでしょう。ボギーは休ませてもいいでしょうね。
希望的観測としては、ブレイザーズとスパーズには勝ちたいところですが、ブレイザーズはメロが入って調子あげてますし、スパーズもクリッパーズに勝ちましたからね。下手すりゃ4戦全敗もあるかもしれません。バグリーの復帰も不透明ですし。
ナゲッツに勝って光明が見えてきたと思いきや、暗雲が立ち込めてきたキングス。ここは何とか踏ん張ってもらうしかありません。
GO KINGS!