キングス97-116ネッツ
SHORTHAND
訳すと、人手不足ってところでしょうか。
フォックスなし
バグリーなし
ボギーなし
アリーザなし
これだけ主力がいないと勝てるわけがないでしょう。
(相手もカイリーがいませんでしたが…)
ルークはある意味、今日の試合は捨て試合にしてたのかもしれませんね。
◎得意のスリー不発
負けた原因はいろいろありますが、スリーを抑えられたのが大きいでしょう。
3p成功率がチーム全体で4/26、わずか15.4%。
26本打ってわずか4本ですよ。
ヒールドは1/8、ビェリッツァは1/5。
この2人が1本ずつしか決められないようじゃ勝てるわけがありません。
ネッツはかなりスリーを警戒してきましたね。
ヒールドにはテンプル、
ビェリッツァにはプリンスをベッタリつけて、ゴリゴリのマンマーク。
ボギーもいないし、ドライブして掻き回せるフォックスもいないし、戦い方を制限されました。
なかなかビェリッツァとヒールドがオープンな形を作れませんでした。
外をガチガチに固められている分、インサイドをうまく活用できれば良かったんですけどね。
◎キングスの良心
ヒールドをマークしてたテンプルとジャンパート、元気そうでしたね。
この2人は「キングスの良心」。
ディフェンス力もさることながら、人格者で、リーダーシップを発揮し、若手の多いチームにとっては貴重な選手でした。
未だにキングスファンの中でも、2人のことを好きなファンは多いのではないでしょうか。私もその一人です。
2人ともネッツにいるということは、ネッツのフロントはいいところに目をつけている証拠です。
またキングスに帰ってきてほしい選手です。特にジャンパートは。
で、話は戻りますが、
スリーが抑えられたキングス、
3Qの途中からジャイルズが出てきて、彼のポストアップを起点にいくつかいい形を作りました。
しかし、時すでに遅し。
ジャイルズのプレータイムもちょうど10分だけでしたし、ジャイルズは怪我の再発を考慮して、恐らく10分以上使えないでしょう。かなり気を遣いながら、起用している感じです。
◎ジャスティンジェームス躍動
数少ない良かった点はジャスティンジェームスでしょうか。
今までは4試合に出てトータル15分しかプレーしてませんでしたが、今日は33分もプレー。FG6/14、3p2/4、14ptsの活躍でした。
ルーク曰く、JJは非常におしゃべりな選手で、試合に出てないときはベンチからよく声をだし、練習中もベテランにも臆せず指示を出し、コミュニケーションをしっかり取れる選手だそうです。
素晴らしいことですね。
ボギーの欠場はチームにとっては痛手ですが、JJにとっては大きなチャンスです。彼がこのチャンスを生かして、成長してくれると、チーム層に厚みを加えてくれることになるので、ぜひとも頑張ってほしいですね。
◎5割復帰ならず
残念ながら今日の敗戦で5割復帰ならず。また借金は2に増えました。対ネッツでいうと、4連敗になります。
SACTOWNロイヤリティーの記事によると、もし勝ってれば7勝2敗となり、9試合の成績では、2006/2/27から3/14までに記録した8勝1敗以降の好成績になるはずでした。
13年8ヶ月ぶりに。
その時のメンバーは、
PGマイクビビー
SGケビンマーティン
SFメッタワールドピース
PFケニートーマス
Cブラッドミラー
なかなかディフェンスが良さそうなメンツですね。
今もベストメンバーなら、そこそこのメンバーになってきた感じはあります。
けが人続出で苦しい東海岸遠征になってます。下手すりゃ4戦全敗もあるでしょう。
そうならないためにも、少なくとも次のウィザーズ戦は勝ってほしいものです。
GO KINGS!