キングス121-109ホークス
東海岸遠征最後の試合、最大21点差のリードを1点差まで縮められヒヤヒヤしましたが、ベンチの活躍もあり、何とか勝つことができました。
これで今季初の東海岸遠征は2勝1敗。いい形でサクラメントに戻れますね。
◎魔の3クオーターにようこそ
第2Q残り2:34には59-38と21点差をつけ、楽勝かと思われた試合。
しかし、今のキングスには「楽勝」という文字はありません。
前半は63-47と16点差で折り返し、魔の第3クオーターへ。
魔の第3クオーターは、やはり魔物が棲んでましたね。
立ち上がり3連続で、トレーヤングに決められるなどして、5分もたたないうちに、72-64と一桁点差に詰められます。
もうヤングにかきまわされるわ、かきまわされるー。
ディフェンスを切り裂かれて、ダンクやスリーもやられ放題。
ヤングはこのクオーターだけで16得点もあげました。もちろんアシストもたくさん。
このクオーターは結局、28-36とディフェンスが崩壊しました。
しかし、3Q最後のボギーが決めたブザビのスリー。これが劣勢のキングスに勇気を与えました。
◎ベンチモブが大活躍
4Q立ち上がりも、ジャパリパーカーの「いつまでぶら下がってだよ、このヤロー💢」と怒りたくなるようなダンクを決められるなどして、3分たたないうちに、94-93と1点差に詰められます。
ここで、名将ルークウォルトンが動きます。
フォックスを下げて、ホルムズin。
ジャイルズも下げて、ハリバンin。
コーリージョセフ、ボギー、アリーザ、ハリバン、ホルムズのディフェンス重視のメンバーに変えます。
そしてこれがハマるんです。
タイムアウト明けから、ボギー、ジョセフ、アリーザ、ボギー、ハリバンのスリーが決まる、決まる。
わずか3分40秒の間に、15-5のランをかまし、109-98と一気に二桁の11点差に広げます。
さらに攻撃の手を緩めず、ボギー、ハリバン、そしてアリーザがトドメのスリーを決めて、116-98と18点差をつけ、試合を決めてしまいました。
今日の試合はもうここに尽きるでしょう。
ディフェンスに不安の残るフォックス、ヒールドをベンチに置き、ボギー、ジョセフのガードコンビで試合を決め、アリーザ、ハリバンもスティールやスリーなどで、素晴らしい活躍を見せました。
このセットはスリーの成功率も高かったですが、ディフェンス面での効果が大きかったですね。
5分足らずの間に、22-5のランをかませたのは、わずか5点に抑えたディフェンス力はお見事です。
この試合、ベンチの得点は51点!まさに、強かった頃のベンチメンバー「ベンチモブ」を彷彿とさせる活躍でした。
◎ボギー&アリーザ
それにしてもボギーの活躍は凄かったですね。
3pt5/6を含むFG6/9の20得点。しかも、3Q終了時のブザビスリーや、94-93と1点差に迫られた後のスリーなど、要所で決めてくれました。
ラプターズ戦も3p6/11、22得点と大活躍でしたし、ワールドカップの時の調子が戻ってきたようです。4Qの時に、チームを引っ張る姿は本当に頼もしかった。やはりボギーの存在は不可欠です。
そして、ベテランのアリーザ。
彼もようやくチームに馴染んできました。今日は3p4/6、FG5/7の14得点。スティールも2つと、攻守に大貢献。最初は、打っても守ってもダメでしたが、ベテランが存在感を出し始めてくれましたね。ディバッツが高い金出して、チームに引っ張ってきただけはあります。
そうそう、ジャイルズも復帰しましたね。
短い時間でしたが、ブロックしたり、得点も決めたりと、らしさを出してくれました。インサイドに選択肢が増えるのはいいことです。無理せずやってほしいですね。
◎ホームでGO!
これでここ4試合3勝と、上向きのキングス。
しかし今後も厳しい相手が続きます。
ホームに帰って、ブレイザーズ。そして、憎っくき宿敵レイカーズとawayで戦い、セルツとサンズをHOMEに迎えます。
私としては次の4試合を
3勝1敗で行ってもらいたい。
そのくらいの意気込みでやらないと、プレーオフにはいけません。
チームは上向き。出来ないことはない。
自分たちを信じて突き進めー!
GO KINGS!