ヒールドの契約問題がざわついてますね。
契約延長のデッドラインが現地時間の週明け月曜日ですか。どうなるんでしょうね。
◎事の経緯は
報道では、チーム側のオファーは4年90ミリオンに対して、ヒールド側の要求は4年110ミリオンと、20ミリオンの額の開きがあります。
で、先日のメルボルン何とかとのプレシーズンマッチ終了後、ロッカールームで記者団に囲まれたヒールドは、契約交渉について、自分の思いを吐露。チーム側の提示額を「屈辱的と感じた」とし、さらに、納得の行く提示がなければ、トレード要求も示唆しました。
まあ、今のところ、そんな状況です。
◎ショーミーザマネー!
その後、練習場所で、ディバッツと話したりしてましたが、見る限り、普通に会話してる感じでしたね。
笑ったのは、今日のファンフェスタの紅白戦か何かで、プットバンクダンクを決めた後、サイドラインに座って観戦していたディバッツに向けて、「SHOW ME THE MONEY!」(金を見せろ)と、手でジェスチャーを送っていたこと。これは、1996年公開の映画「ザ・エージェント」で、腕利きエージェント役の主人公を演じたトムクルーズが発したセリフです。この映画のキーワードとして使われました。
それをヒールドが、今日のファンフェスタで、ジョークとして(半分本気?)ディバッツに示したのが話題になってました。
ディバッツも笑顔で反応して、その後は立ち上がって、コート上でヒールドと握手までしてました。
ということは、もう水面下で合意してんのか?と好意的に解釈なんてできちゃったりして。
もしかしたら、ヒールドのロッカールームでの発言の後、チーム側も金額面で歩み寄りを見せたとか。
真相はわかりませんが、週明けのデッドラインを待ちましょう。
◎契約延長は難しい?
前にも書きましたけど、ヒールド側の要求する4年110ミリオンは無理でしょうね。
フォックス、バグリーの契約を今後控えて、その要求額を吞めば、サラリーキャップが苦しくなり、ディバッツは自分たちの首を締めることになります。
フォックスはMAX契約になるでしょうし。
ハリバンと4年88ミリオンで契約したのも影響はあると思います。
ヒールドの気持ちもわかりますよ。
そりゃ、私としても残ってほしいですよ。クラッチタイムを任せるほどではないですが、ヒールドは有能なシューティングガードだと思いますし、ここ2年で大きく成長しました。
ヒールドは「キングスはここしばらくFAで大物も獲得できてないし、俺にもっと出してもらってもいいんじゃないか」と思う気持ちも理解できなくはないです。
でも、ネットの反応を見ると、国内外のキングスファンは、「ヒールドに110ミリオンは無理じゃね?」という声が多い感じがしますね。
◎デッドラインまでに合意しなければ
月曜日のデッドラインまでに合意しなければ、ヒールドは来年夏に制限付きFAになり、キングスがクオリファイングオファーを出すことになるか、ヒールドが言うようにトレードもあるかもしれません。その場合、キングスは、どこかの1巡目指名権+選手など、より有利な条件を引き出して、交渉を進めてほしいですね。
一方、同じSGのボギーには、4年51ミリオンを提示しましたが、こちらも合意はまだ。両方は無理なので、どちらかを残すことになるでしょう。わたし的にはおそらくボギーが残るのでは、と思ってます。
どうなる?ヒールド?
(某消費者金融のCMっぽく)
GO KINGS!