king(36-36)112-103suns(17-57)
先日、このブログで「学習経験」の話をしましたが、その経験を生かして、ようやくうまくクローズできましたね。
ヒールドが、ペジャのフランチャイズ記録のシーズン240本のスリーポイント成功を抜く245本のスリー成功新記録を達成し、5割復帰の勝利に華を添えました。
◎ゾーンに苦しんだ序盤
立ち上がりは5-0とリードしましたが、その後何と0-19のランをかまされ、5-19と14点ビハインド。ネッツ戦の悪夢が蘇りました。
序盤はサンズのゾーン守備に苦しみました。解説のジェリーレイノルズはハイポストが攻略の鍵と指摘していましたが、ダメでしたね。コーリースタインだと特に。
この日はジャイルズが怪我で欠場。ジャイルズならハイポストからパスを捌けたり、最近は自分で1on1を仕掛けられたりできるんですけど、コーリースタインだと何もできないんですよね。残念ながら。バグリーが入って少しは良くなりましたけど…。
コーリースタインは来季どうするんでしょうかね?今日なんかリバウンドゼロですよ。
もう一度言います。
リバウンドゼロです。
今日のキングスのスタメンセンターの成績です。
頭痛くなりますよね。来季の契約は厳しいでしょう。
◎ヒールド、フランチャイズ新記録
コーリースタインのことはさておき、表題の件ですが、ヒールドがついにペジャを超えました。ペジャが2003-04に記録したシーズン通じた3ポイント成功本数のフランチャイズ記録240本にあと2本と迫っていたヒールド。1Q開始6秒でいきなり3ポイントを決め、あと1本と迫りますが、2本続けて外し、ベンチへ。
2Q残り9:52で再び登場し、残り6:52でスリーを決め並びます。そして30秒後、またもスリーを決め、ついにペジャの記録を抜き去ります。場内の電光掲示板に記録達成を告げる表示があり、大きな歓声に手を挙げて応えるヒールド。素晴らしい瞬間でしたね。
ヒールドはこの試合で結局7本ものスリー決め、通算243本としました。この先もどんどん記録を伸ばしてもらいたいと思います。
◎今日はクローズできました
この試合、最後までもつれ、どっちに転んでもおかしくない展開でした。しかし、今日はうまくクローズできましたね。
大きかったのはバーンズの存在です。
100-97とキングスリードで迎えた4Q残り2:33、左コーナーからバーンズのスリーが決まり6点差に。
105-101とキングスリードで迎えた4Q残り1:13のタイムアウト明けの大事なポゼッションでも、ビェリッツァからパスを受け、ダンクを決めてまたも6点差に。
さらに107-103とキングスリードで迎えた4Q残り35.3秒には、バグリーに見事なパスを出し、エンワンをアシスト。
終盤の大事なポゼッションでバーンズは大きく貢献してくれました。
オールスター明けからトレードで加わったバーンズですが、最近はチームにかなりフィットして、頼もしい限りです。ディフェンス面でも終盤はブッカーを抑えてましたし。
そして、最後はフォックスがスティールからのウィンドミルダンクで試合を決め、最高の形で試合を締めくくりました。
◎クランチタイムにコーリースタイン不要⁈
あとコーリースタインとバグリーの使い方ですわ。
4Q残り6分というクランチタイムで、イェーガーは、バグリーに代えて、コーリースタインを出しました。テレビ実況のネイピアーさんも「残り6分のクランチタイムで、WCSはインパクトを残せるか」みたいなこと言ってました。
しかし、何もインパクトを残さず、残り3分のタイムアウト明けにバグリーと交代。そのまま勝負所ではバグリーが使われました。
こういった交代は今までなかったですからね。
で、キングスは結局勝っちゃいましたし。
コーリースタインはスタメンでこそ出てますが、今や序列は完全にバグリー>コーリースタインになりましたね。
◎5割復帰、勝ち星伸ばせるか
これで5割復帰。ホーム4連戦は3勝1敗で終わりました。ネッツに勝っていれば、4連勝で貯金も2だったんですけどね、もったいない。
まあ、終わったことを言っても仕方ないですが…。
明日はバックトゥバックでレイカーズ戦です。連戦でしんどいですが、今のレイカーズなら勝てないことはないです。5連敗中ですし。
キングスはレイカーズ戦を含めこれからロード5連戦。LAL、DAL、NO、HOU、SAとウエストの強敵が続きますが、好調のバグリーを中心に、チーム状態も上向きなので楽しみです。ジャイルズもそろそろ戻ってくるでしょう。とりあえず40勝目指して頑張ってほしいです。
GO KINGS!